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八波一起のたっしゃでワイド!!
テレビ朝日のモーニングショウで12年!!ワイドショウの表も裏も知り尽くした八波一起が世間のニュースを一刀両断!! | ||
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大男が上に重なり横四方固めをかけられ動くことが出来ず追い続けてきた夢が消えていく瞬間、男は何を思うのだろう。 武道館の天井を仰ぎ終了のブザーを聞くまで、幼い頃から父と柔の道を歩んで来た映像が走馬灯もように浮かんだのだろう。 若くして世界の頂点に立った男の戦いは終わった。 柔道の北京オリンピック代表を目指していた井上康生(29)は準々決勝で高井洋平(旭化成)に残り10秒で得意の「内また」をしかけた。 内またに行かなければ旗判定に持ち込まれ勝敗は微妙だった。 しかし、何よりも一本勝ちにこだわる姿勢の井上はそれを許さなかった。 最後の「内また」は高井に透かされ、そのまま寝技に持ち込まれ終止符が打たれた。 井上は「自分自身の力は出し切れた」「得意の内またを透かされたのはしょうがない」と言い切った。 井上康生には涙がなかった。 アテネで惨敗してから井上の苦悩の道が始まった。 再起を賭けた戦いでは右大胸筋を断裂。 昨年の世界選手権はメダルに届かず「引退か?」と囁かれだした。 それでも最後まで井上康生は北京を諦めなかった。 今年1月に結婚もし、伴侶を得た井上は更に北京へ向けて精進した。 この四年間には長兄を亡くし、父も脳梗塞の後遺症を抱え、神様は井上に「これでもか」と言わんばかりの試練を与えた。 アテネの後は父に「もう一度柔道を見て下さい」とお願いし、この二年半は父であり師であり夢を実現すべるべく修業を積んだ。 それでも神は井上の頭上に代表に座を与えなかった。 武道館を去る時、井上は深々と頭を下げ礼をした。 その時、武道館に来たファンから何処からともなく「康生コール」が沸き起こった。 父は声を震わせ「私を元気付けようと康生が与えてくれた二年半。終わって初めて気付いた」「負けても、康生は私の誇り」とコメントした。 人生で常に勝ち続ける人はほんの一握りなのだ。 ほとんどの人は負けを知る。 だから敗者に対する惻隠の情が生まれる。 それが武士道の精神の根本をなしているのだ。 井上はこの4年間でそれをしっかり学んだはずだ。 井上はこの後引退して海外指導者研修制度を利用し英国で指導者としての道を歩むことになるようだ。 亜紀夫人と二人三脚で、新しい道をしっかり歩んで第2第3の井上康生を育ててほしい。 一本勝ちにこだわった武士道精神を貫く井上康生に幸あれ!! 合掌
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